現代パラレル、来派中心、助演粟田口。

▼明石さんち
明石国行(32)
中卒→フリーター→サパークラブ→パチンコ屋のホール・スーパーの惣菜コーナー
京都出身。アル中の父親と内縁状態の母親。家庭内暴力に耐え兼ねて家出、高校中退。
東京に出て盛り場で適当に働く。ホスト時代に同棲していたキャバ嬢との間に子供ができるが別れる。子どもを押し付けられる。同時期に知り合った風俗嬢が客との間にできた子どもを置いて夜逃げ。結果、二人の子どもを抱えることになる。
二人が幼児の頃は、水商売の母親のための託児所に子どもを預けて働いていたが、やがて酒の飲み過ぎで体を悪くし倒れる。
入院中に色々考えて人生の方向転換、昼にパートとバイトを掛け持ちしながら二人の小学生を育てている。

明石国俊(10)
小学三年生。好きなものはカレー、将来の夢はサッカー選手。
明石とキャバ嬢の間の実子。勉強苦手・スポーツ得意・正義感が強いとガキ大将気質に溢れている。
しかし自分の置かれた環境が「普通じゃない」ことに対しては敏感に反応する。
気の強い自分のことを明石が時々持て余していて、明石は蛍の方が好きだと思っている。

明石蛍(10)
小学三年生。好きなものは石ごっこ、将来の夢はのんびりすること。
おっとりしている。時々「ふしぎちゃん」な扱いを受ける。物凄く力持ちだが足は遅い。
風俗嬢と客の間の子どもで、明石・愛染と血の繋がりは全くない。
明石はそのことを二人に伏せているので、二人は自分たちを兄弟だと思っている。

▼粟田口さんち
粟田口一族
吉光一期(26)
KO小中高大→T大大学院
絵に描いたエリートの長男。先祖は元をたどれば戦国大名の旧華族、父は外務大臣で母は元宮様とかそんなん。
自分は恵まれているんだと一日に百回自覚しながら生きている。
別に政治家になりたいわけではないけれど、恵まれすぎている自分の義務だと思い勉学に励んでいる。

吉光弟5人(鯰尾骨喰16、厚13、平野前田11)
慶応中等部と幼稚舎に通っている。一期父に認知されている子ども達。
一期の生母(やんごとない)は早くに亡くなっており、鯰尾以下は後妻に入った財閥系メガバンクの総裁の娘とか。
ずおばみはドロップアウト\この支配からの脱出/を目論んでいるが、厚以下は良い子にしている。
粟田の弟たちに対して割と憧れを持っている。

粟田弟8人(薬研信濃13、乱後藤12、博多11、秋田10、五虎9、包丁8)
市立の小中学校に通っている。一期父に認知されていない子ども達。
一期の叔父(鳴狐・独身)の養子という形になっている。秋田が愛染のクラスメイト。
母親は三種類?三人?くらいいる。男子だったら家に入れるという約束。
既にそれぞれ、手切れ金として一期父から渡されたお金で小料理屋やらバーやら美容院やら開いている。

「父は少々大時代な人でして。困窮しているご婦人に手を差し伸べるのは男の甲斐性だと」
「手ぇ差し伸べて手ぇ付けて、ってな」
「その通り。でもまあ皆さん金銭的には不自由されていないはずです」
「皆さん?」
「外の弟たちは今のところ八人ですが、母親は…三人? まあ私も全て把握しているわけではありません」
「男が生まれたら家に入れる、というのが条件ですから」


▽何が書きたかったか
正直もうあんまり覚えていない。

とりあえず現代パラレル明石さんちのつましい暮らしを書きたかった。
→スーパーのパートでいつも廃棄の惣菜を貰って帰ってくる明石。夏の夕暮れ。体力無い明石、帰宅と同時に居間で寝る。愛染が惣菜を冷蔵庫に入れ、蛍丸が扇風機引っ張ってきて首振り運転させてくれる。暑いので水風呂で遊び始める二人。網戸を通るぬるい風と扇風機の風。風呂場から聞こえてくるニチアサのテーマ曲を聞きながらうとうとする明石… みたいな

明石と一期がどんな話するのか想像するのが楽しかった
→外の弟たちの運動会を見に行く一期(父親が行かないので)、そこで初めて明石に会う。見た目の印象で敬遠するが、親子競技の50M走でデッドヒートを繰り広げる(一期&秋田vs明石&愛染)。まさか負けるとは思っていなかったので、思わず競争後に声を掛けてしまう…とか
→愛染と蛍が粟田口さんちにお邪魔して、迎えに行くとかいうイベントもあるかも。なんかいい感じに親しくなっていく。
→学校の性教育で、自分と蛍は本当の兄弟じゃない☛自分はこの家の子どもじゃない、と想像が飛躍して愛染が家出する展開あった。警察に保護されたところを一期に車運転してもらって駆け付けるの。

▽お蔵入りの理由
来派プチに合わせて本にしたかったが、参加できなくなった
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