石かり本を再録しました。Wordの原稿ファイルからコピペしてくる過程でざっと読み返したわけですが、記憶よりもどんよりした?すっきりしない?暗い?話で驚きました。これ記念すべき第一回恋然りで発行したわけなんだが…。あの頃の鍋世論()ってこんな感じだったのか?それとも私の性格が暗いだけなのか?謎が深まりました。普通カップリング勃興期ってもっとラブ&イチャな感じじゃないだろうか。
後書きに「これを書いている過程で石切観が三回転くらいした、来週の自分と解釈違い起こしてそうで怖い」と書いてあったんですが、案の定というか「へえ、アンタ(三年前の私)こういうこと考えるんだね」っていう感じの石切さんでした。嫌ってほどじゃないけど新鮮だった。
まあ自分の感情が刀剣から一歩引いている現在、割とフラットな視点を手に入れたんじゃないかと思うんですが、頭の冷えた状態で読むと「すげえ穿ったこと考えてるなこいつ…」みたいな。まあ同人誌なんて深読みと勘繰りでこさえた自説論文ですからね、さもありなん。三条の音曲シーンは書いてて楽しかったし心が興奮したのは歌仙ちゃんとの百合ターン、そんな石かり本でした。
そうだ、書きながら何度も「なんで青江は歌仙ちゃんとくっつかないの???」って自問自答してたし発行後頂いた拍手でも「~とても嬉しい石かり本としての感想~中略~それはそうとして、青江は歌仙とくっついた方が幸せになれると思いました」みたいなのを頂いて、だよねーーーって手を叩いて喜んだのを思いだしました。だよねーーー
石かり本です。有難うございました。